2011年3月24日木曜日

あかね先生の練習日誌【3月第3週】

<アルビSチア> 練習日誌(第4号)担当:コーチ 茜
場所:Dance On Us(オーチャード)
お天気:快晴
時間:9時から12時30分まで
練習内容:
準備体操
柔軟
ユースとキッズは筋トレ少々
試合用オープニングダンスの練習

使用した音楽:
1. スペース・ジャム(アルビチア用に編曲済み/オープニング用)
2. アルビレックスチームソング(アルビチア用に編曲済み/オープニング用)
3. *NEW*アコーディング・トゥー・ユー(アルビチア用に編曲済み/オープニング用)

アルビチアの皆さん!今週も練習おつかれさまでした!
各クラスともに、準備体操からはじまり、ユースもキッズも筋トレを少々いたしました。
今回の練習も次の日にひかえた、3月30日(水曜)のゲラン・ユナイテッド戦に向けての、
オープニングダンスの練習が中心でした。


<ユースクラス>
今日は、HARUKAちゃん最後のチアクラスとなりました。
前にも書かせて頂きましたが、彼女は、アルビチア始まっての最初のワークショップからの参加で、
本帰国の最後まで一緒に頑張ってくれました。HARUKAちゃんと一緒にチアができた1年間。
本当に楽しかったです。日本が大変なときの、本帰国ではありますが、
こんなときこそ、いつも笑顔で何事も前向きにがんばってくださいね!
ユースクラスは、少しの間さみしくなりますが、4月からまた新しいメンバーでがんばりましょう!

<キッズクラス>
ユースもキッズも、なにか違うものを感じました。スタジオの鏡のせいでしょうか?
彼女だちのダンスの切れ、シンクロがちがうのです。みんなすごく上手になっています。
最後のポーズはかっこよさまで感じました。
27日の、サウスアジア大会のゲスト出演の参加を決心した一瞬でした。
26日の練習は、27日の演技の練習が中心になります。宜しくお願い致します。

<ドドラークラス>
スタジオを走り回るトドラーズ。しかし音楽がなれば、一瞬にいつもの一列に整列し、
ダンスを踊りはじめます。年長さんには、「4月から1年生」という、魔法の言葉が飛び出します。
4月から1年生だから、しっかりするんだ。の心意気ですね。
ポンポンも周りの子達に先に持たせてあげるのは、もちろん。
難しい時間差のダンスに挑戦したいと言い出しました。なんでしょうか?この著しい成長は?
目の輝きが違います!すこし難しそうでしたが、なんとかダンスの時間差にもついていけそうです。
次回の練習では復習をして、30日には、はりきってその演技を披露してください!




<あかね先生の独り言>
エトワール戦お疲れ様でした。いろんな意味で私の心に残る今年一番の試合だったと思います。
くやしすぎる試合結果はともあれ、相手を思いやる心をいろんなところで、見ることができたからです。
みんなも見えましたか?

エトワールさんからの、日本への祈りの横断幕、日本への応援メッセージを書いた、
プロップをもって駆けつけてくれた地元スクールの子供達と引率の先生たち、
スタジアムに足を運んでくれたお客様からの義捐金、その義捐金のコレクションに携わって下さった、
関係者の皆様。数え切れない暖かい心がスタジアムにいっぱいでした。

国籍も関係なく、相手を思う気持ちがなければ、絶対にできないことですね。
私達もこの思いやりをもらいっぱなしではなく。しっかり笑顔とありがとうを返していきましょう。
私達は、一人ではなくみんなで助け合って生きています。つねに、相手の立場を考える、
思いやりの心を持ち、きちんと、ありがとうがいっぱい言える素敵なチアリーダーになりましょう。

そして、すごくうれしかったことは。
チアリーダーの応援する態度が飛躍的に変わったのを目の当たりにしたからです。
あああ!みなさん!走り回らずに、応援してくださーい!だった1年前、
自ら指示されなくても自分達からコールをかけて、自分達で応援を始めたではありませんか?
「津波に負けない応援をするんだよ」って、試合前に話してくれたチアさんがいました。

一生懸命がんばる人を一生懸命応援したい。チア精神の原点です。
その行動がアルビSチアさん達にも見えて着た事に、私は感動しましたし、
チアたちのチームスピリッツがよくなったと、観客の方からもご意見を頂きましたよ。
ほんとに素晴らしいことです。試合時間は限られています、すこしでも、多く応援したい!
そんなまっすぐな笑顔と心が、ピッチを駆け回る選手に届いたでしょう。
そして、どこかで私達の応援を見てくれている日本の被災地の方々にも届いてほしいと願います。

がんばれ日本!がんばれアルビS!